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Migiwa Ito Lazzai

1979年生まれ、横浜出身。国立音楽大学トランペット科卒業後、ものづくりに興味を持ち、ヴァイオリン職人佐藤正人氏の工房に通いはじめました。2007年にイタリアへ渡りジョルジョ・スコラーリ氏の指導の下、クレモナの国際ヴァイオリン製作学校を2011年に卒業。以降ニコラ・ラッツァーリの工房に通い、現在もカザルブッターノで師であり夫のラッツァーリとともに製作をしています。古典的なクレモナ派のスタイルで、特にストラディヴァリのモデルからインスピレーションを得ています。現代クレモナの第一人者であるニコラ・ラッツァーリに近い作風で、丁寧な作りと美しいニスが魅力的です。2009年にピゾーニェ(ブレシア)で開催されたヴァイオリン製作コンクールで、ヴァイオリンで第2位の銀メダルを獲得しました。同年、クレモナで開催された第12回トリエンナーレコンペティションに参加し、2012年には第13回同コンクールに参加し、総合ランキングで好成績を収めています。2015年第4回スロバキア、アルヴェンシス国際弦楽器製作学校ベストウーマンヴァイオリンメーカー賞受賞。2016年北京国際弦楽器コンクールファイナリスト8位入賞。2023年のピゾーニュのANLAI国際製作コンクールでヴァイオリン部門とヴィオラ部門で同時1位受賞。同年第1回国際「G.B.グァダニーニ弦楽器製作コンクール」ヴァイオリン部門第2位。大阪関西弦楽器製作者協会、日本弦楽器製作者協会、ALI(イタリアヴァイオリン製作協会)会員。

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