Igino Sderci イジーノ・ズデルチ (1884-1983)は多くの作品を残したことで知られるフィレンツェの製作家。
第一次世界大戦時中にシエナにてレアンドロ・ビジャッキに師事し、その後協力して製作活動に勤しむ。1926年にフィレンツェに居を移した後はカルロ・ビジャッキと共に製作を続ける。
およそ700挺製作したと言われる彼の楽器は、そのほとんどがクレモナオールドのストラディバリやガルネリをモデルとしている。近代のミラノ-フィレンツェ派、ビジャッキ派の代表的な製作者である。
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