Francesco Bissolotti フランチェスコ・ビソロッティ (1929〜2019)は、ジョ・バッタ・モラッシと並んで、現代クレモナ派の最も重要な製作家の一人に挙げられる。
幼少期から彫刻・音楽・ヴァイオリンの音色に魅せられ、製作家を目指す。
1961年にピエトロ・ズガラボットの指導のもと、クレモナ国際ヴァイオリン製作学校を卒業。その後、ミラノ派の巨匠オルナーティ、ガリンベルティによるコースでも学びを深める。さらに、ストラディバリウスの修理・修復の第一人者、フェルディナンド・シモーネ・サッコーニにも師事し、1962年から1972年にかけては、製作家たちのバイブルとされている”The Secrets of Stradivari(ストラディバリの秘密)”の執筆にも協力している。
また、長年クレモナ国際ヴァイオリン製作学校でも教鞭をとり、後進の育成にも大きく貢献した。2019年没。
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