Émile François Ouchard (1872-1951)
エミール・フランソワ・ウーシャー
ユージン・キュニオ=ユリに弟子入し、1910年の師匠の死に際してミルクールの工房を引き継いだ。
1913年より息子のエミール・オーギュストがアシスタントとして加わる。
1923年に自身の工房を持つ。経営は順調で店は次第に大きくなり、1936年には15人もの従業員を抱えるまでに成長した。
1937年に名義上はエミール・オーギュストに店を譲るが引退する気はさらさらなく、1951年に亡くなるまで実質上の長であったという。
ルイ・ブルジェール、レモン、アンドレ・リショームやフランソワ・ロッテなど多くの若手の育成にも貢献した。
親子合作の弓は特に美しく性能がいいと定評がある。
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