ブルーノ・フルチーニ
1980年ピアチェンツァ出身。音楽と絃楽器への強い関心と熱意に導かれて、クレモナ国際ヴァイオリン製作高等学校へ入学。好成績で卒業後は、Massimo Negroniのもとで研鑽を積み高い評価を得る。ジョバッタ・モラッシ、シメオネ・モラッシ親子のもとで修業の傍ら多くの製作家たちの楽器に触れる中で、自身のスタイルを確立していった。そのスタイルは、ストラディヴァリから続く王道のクレモナ派で、端正なつくりと赤みがかった明るいオレンジのニスを特徴としている。2014年からはNicola Lazzariにも技術的な指導を受け、よりよい楽器作りに精力的に取り組んでおり、演奏家からのフィードバックも大切にしている。また、各地でのコンクールでも優秀な成績をおさめている。
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