André Georges Richaume (1905-1966)
アンドレ・リショームは、祖父がヴァイオリン製作家のCharles Claude Fétique (1853–1911)で、その家系にはその息子でありリショームの叔父になるVictor Fetique, Jules Fetiqueと従兄弟になるMarcel Fetiqueがいるというフランス楽器楽弓製作の黄金ファミリーに属する。当初、リショームはミルクールでエミール・フランソワ・ウーシャールに弟子入りし、その後1927年にパリで叔父のヴィクトル・フェティークのもとに加わる。また、時々はもう一人の叔父 でありE.サルトリーのアシスタントも勤めていたジュール・フェティークのもとで、Sartory の作品を知り、大きな影響を受けていくことになる。
彼は1930年半ばに自分の店を開設し、1966年まで没するまで製作活動を続ける。1955年「フランス最優秀職人」の称号を授与。
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