6月15日(土)・16日(日) は旭川駅前のプロム旭川にて展示会、修理調整会を開催いたしました。今回は、初めて2日間の開催としましたので、余裕をもって多くのお客様の修理や毛替えに対応することができました。楽器は事前のお問い合わせもあり、チェロを10挺以上展示させていただき複数の方々にお選びいただくことができました。狭い展示スペースではありますが、旭川駅隣接の上に駐車場完備というアクセスが魅力の会場で、近年は毎年この場所での開催をしております。次回は秋の開催を予定しております。
旭川展示会終了後、取り掛かりましたのが新しい札幌大通西店の店舗造作作業でした。6月17日から3日間、オープンする6月20日に向けてDIYで作業台、楽器棚、楽器ハンガー、作業工具パネルなどを製作いたしました。材料は事前に木材卸商からカットしたものを取り寄せるなど準備を数ヶ月前から手がけておりましたが、細かいものの買い出しと製作作業は深夜にまで及ぶ日もあり、なんとか形にするところまで持っていくことができました。新築のビルのため、壁の仕切りと床材は業者さんに依頼しましたが、全体に手作り感もある店内となりました。1994年、弊社代表が前職から手がけた北海道市場は30年以上の歳月が流れ、ようやく完成形としての店舗が誕生することになりました。2021年に小さなスペースで始まった札幌大通西店でしたが、そこでのお客様との出会いもまた、今回の移転の原動力となりました。小さくとも大きな結果を残してきた店舗はいよいよ拡張することになりましたが、それだけの在庫数、展示数を常に確保し、多くのお客様に満足いただける店づくりを目指して参ります。
オープンフェア(展示会)には本当に多くのお客様にお越しいただき、祝福のお言葉を賜るとともに楽器、弓をご紹介をさせていただくことができました。ゆったりとしたスペース、ゆっくりと腰を下ろせる空間が生まれたことでより良い店舗運営ができるものと確信しております。
9月からは2名の常駐スタッフ(クレモナの製作学校で学んだ店長の笹木と、京都店から竹中が異動)となる他、楽器の専門的営業として、変わらず代表の杉田が逐次来札いたしますとともに、ベテラン技術者としてこれまで札幌店のため尽力して参りました坪倉も臨機で対応させていただきます。
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