エンリコ・ロッカトリノ生まれ。幼少期にジェノヴァへ移り、父ジュゼッペに学んだが、17歳で父を亡くした。初期作は父の晩年のストラディヴァリ「メサイア」モデルに近く、没後には父の楽器の仕上げも行っている。製作家としての独立には苦労し、一時は造船所で労働に従事した。約15年後の1880年に工房を開き、当初は撥弦楽器を中心に制作、1890年代以降はヴァイオリン属楽器の制作が増加した。同時代のエウジェニオ・プラガと作風を共有しつつ、より完成度が高く、即興性と率直さを特徴とする作家と評価されている。
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